いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

2003-01-01から1年間の記事一覧

■痛みと怒り  その1

ここ1、2カ月、育児と仕事にまつわる「無理」がたたったらしく、頭痛に悩まされるようになった。右後頭部の1点から、ズーンと広がっていくような痛みである。さらにある日の午後、屋外の人工芝コートでフットサル(ミニサッカー)をしていて、交錯プレー…

■米によるイラク攻撃に関する覚書

・なぜ日本の戦時報道は、「民間人を攻撃していない」として批判をかわそうとする米国のプロパガンダ戦略に沿った内容のみを伝えるのか? ・個人情報保護法案反対で「連帯」したはずのメディア従事者は、「反戦」ではなぜ沈黙しているのか。 ・【日経】(1/19…

■モーリス・ブランショの死−−永遠の生、永遠の遊び

フランスの小説家・批評家、モーリス・ブランショが死んだ。1907年9月22日-2003年2月20日。享年95歳。まったくの偶然だが、2月20日は、わたしの実母(1930-1980)の命日と同じだった。偶然によって、わたしにとって特別な日付となってしまった。>(『最後の…

書物はあだ花で終わるのか

北朝鮮のミサイルは、だいじょうぶだったのだろうか? 「だいじょうぶ」というのがなにを指すのかは……よくわからないが。太陽政策を継承する盧武鉉氏が大統領に就任ということで、北朝鮮は、ある意味、安心して挑発を行って援助を引き出そうというのだろうか…

地獄は、ほんとうにすぐそこに

03/02/23(日)曇り ●創作(『紙の束』)コーナーに、『にしのはて』という童話?みたいな物語を追加しました。最近の川口外相のしていること、といえば、まぁ、いろいろお忙しいのだろうけれど、印象的なのは、ODA(いわゆる"援助"ですね)先へ米国への支持を…

戦争とアルチュール・R

03/02/03(月)晴れ ●"訳詩"に『永遠』(ランボー)http://kakena.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/data/trad/1044224137.htmlを追加久しぶりの更新です。さて、いわゆる「イラク危機」だが、ロシアのインターファクスが「"Xデイ"は2月後半から3月初旬」と報じ、日…