いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

■ロイホのビーフシチュー

今日、mixiに登録した。仕事の都合で。どういう仕事なんだか、という感じだが、事実である。で、日記を書き出したのだが、考えてみるとこのはてなのブログもまともに書いていないのに、なんたることか!と自分に憤りを感じ、mixiのほうは即日引退することにした。

環八近くの井の頭通り沿いにあるロイヤルホスト宮前店(=ロイホ)で昼飯を食った。ロイホといえばビーフシチュー。国立で新聞配達のバイトをしてた若いころの、ご馳走だった。当時、給料日に食べるご馳走は、京樽の寿司、レ・アントルメ(国立の洋菓子屋)のクレーム・ブリュレ、ジョルジュ・サンク(国分寺の喫茶店)の"魔のコーヒー"とミル・クレープ、それから、国立桜通り(?)沿いのロイホで頼む、ビーフシチューだった。思えば貧しい青春だ。

しかしロイホのメニューには、ビーフシチューが見当たらない。人気がなくて消滅したのだろう。ビーフシチューをありがたがるような時代も終わったのかもしれない。あきらめてハンバーグステーキwithドミグラスソースを頼み、ビーフシチュウのないロイホのメニューを閉じながら、国立や谷保の寂れた道を新聞屋のバイクでただウロウロと走り回っていた過去の自分が、こちらに背を向けて走り去ったような気がした。

・・・が、いまロイホのサイト(http://www.royal.co.jp/royalhost/)を見たら、どうやらビーフシチューは健在らしい。今度食おう。