いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

餃子

■2002/1/13(日)晴れ■

知人のミュージシャン林(仮名)さんとマネージャー吉田さん(仮名)来訪。得意の(?)餃子をふるまう。バラ肉を包丁で挽くところから作った力作だ。何やってんだろ、わたしは。皮に包みながら、会心の出来を確信した、のが少々まずかったようだ。餃子の焼きには絶対の自信があったわけだが、自信は過信、残りの餃子を包むのに気を取られて焦がしてしまった。さらに超不機嫌になってしまった。まさに最悪だ。「焦げを包丁で全部こそぎ落とせ」と同居人に命令する始末。ああ。以前も客をもてなすのに餃子を作ろうとして失敗し、全部捨てようとしたのを客に止められた、ということがあった。

しかし試しにひとつ食ってみると、焦げはそれほど気にならない。皮の出来がよければ、少しの焦げは問題にならないようだ。うなるほどホッとした。


その後、屋台の餃子を開くという話で異様に盛り上がってしまった。マネージャー吉田さんに無理強いされて、ミュージシャン林さんはなんと、餃子屋のテーマ曲までその場で作ってくれた。おいおい。気がついたら山積みになった餃子のパックの間で寝起きしてたなんてことにならないだろうな。あ、でもそれって楽しいかも。