いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

「いい仕事」

■2002/01/06(日)晴れ■

さっそく更新が滞り始めた。これではいかんな。知人が経営する工務店の宣伝用サイトをつくりはじめた。一応、同業他社のサイトを偵察。ひとつ面白いものを見つけた。(有)浅建のホームページ・リフォーム専科は、業者を頼まなくても自分で出来るリフォームのしかたを解説していてなかなか親切な内容だ。「雨どいにたまった落ち葉を掃除しておこう」などといった指摘は、さすがにプロの目というべきか。

産業の空洞化などが言われて久しいし、実際それは着実に進行している。しかし、いまだに日本のGDPの60パーセント以上は国内消費で占められている。具体的な「いい仕事」の価値は、そう簡単に減ぜられるものではない。本来は政治的意図で拡大しつつある“グローバリゼーション”に、なんとなく調子を合わせてしまうことほど惨めなことはない。「仕事」の価値を信じて進むしかないのだろう。