いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

紙の空白を眺め続ける

■2001/12/22(土)晴れ■

子供や大人達とフットサル。子供達にはクリスマスプレゼント。午後、原稿、遅々として進まず。紙の空白を眺め続ける強さを持つこと。

梅図かずおの『漂流教室』第1巻を盗み読み。2ページにわたる、小学校が丸ごと地面から剥ぎ取られた描写に、そのポエジーに、なぜか泣けてしかたがなかった。

■今日のニュース見出し:

「来年は戦争の年」 米大統領、各国に言行一致迫る……無茶な話。ブッシュ曰く「私は結果重視の男だ。(反テロ)連合のメンバーならば、結果が期待される」だってさ。刃物を突きつけて子分を脅す親分・・・ロクなもんじゃない。ブッシュのパシリ、コイズミは相変わらず点稼ぎ(小遣いを切り詰めて親分に上納)を続けるのだろうか? 要は「税金を人殺しに使うな」という、ただそれだけのことではないのか。だいたいそんな金、銀行が米国に突っ込んでる金を引き上げなきゃ、もう出ないはずだろ?

事実上の国有化してまで、米経済を支えている資金を引き上げない日本の銀行。さらに、米国の相場師どもにやりまくられるための「改革」をせっせと行う政府。これも「しかたないこと」なのか?

我がもの顔をした米国のある種の連中−−地獄というものがもしあるなら、彼らは地獄堕ち当確。むろん、他人事ではないが。

来年3月に大統領選挙 アルゼンチン

英ロ首脳、米のイラク攻撃を懸念 テロ封じで協力……冷戦喜劇の主役たちによる悪趣味な冗談パート2。

ドスタム将軍、アフガン暫定政権支持表明 日本議員に

米、アフガン暫定政権を正式承認の意向……そりゃそうだろうよ。