いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

2004-12-13から1日間の記事一覧

聖顔布

朝、公園のベンチで淡い色の空を見上げていた。目の前で紅色に色づいている紅葉の葉の上に、背の高い欅の落ち葉がふわりと乗った。高い空で、小鳥がやかましく歌っている。空といい木々といい鳥たちといい、すべてが慎ましく、また同時にひどく無遠慮に見え…