いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

2004-07-04から1日間の記事一覧

- テルアビブ、1998年 (4)

三人の午後の予定は、夜六時からテルアビブの旧市街、オールド・ジャファのレストランでの会食だけだった。イスラエル商工会議所所長のラビ・イツハク・カハネ氏の招待だった。タミラはレストランの場所と連絡先を書いた紙を永館に手渡すと、脈略もなく、自…