いつともなくどこへともなく

2001年から続けている、生と死と言葉とのかかわりについて考えたことの備忘録です。

2004-05-10から1日間の記事一覧

■親になることは悲しみの種であるところの想像の翼を広げる

親になってひとりの人間のことを常に気にかけなければならない状況に追い込まれれば、人は不可避的に想像の翼の幅を広げなければならなくなる、と思う。ただしその翼は、より遠いところにある悲しみを捉えるためのものだ。しかしそう思えることも、なんらか…